【編集後記】カプコンカップ11は久々に個人的大ヒット大会———3月の振り返り

月一恒例の振り返りシリーズ。3月はなんといっても『ストリートファイター6』の世界大会「カプコンカップ11」だね。初の日本開催で、しかも両国国技館で開催というのは、『スト2』ファンからしてもテンション上がる舞台だよね。

▲大相撲を追いかけてたあの頃を思い出すこの2階からのビュー
▲取組表の目の前で格ゲーの大会。そしてファンが熱狂。エモい!

世界各国から強豪選手が集まる中、日本人選手も多く出場した本大会。日本人が敗れていく中、翔だけが勝ち残り、そして決勝戦での対戦相手は初戦で打ち負かした、15歳の少年Blaz。彼がルーザーズからガンガン勝ち上がっていくのを見て震えたね。

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やっぱりeスポーツにはストーリーが大事。色んな人が声を大にして言っているけど、それを改めて感じさせる大会だったなー。

▲私が書いた速報ではこの写真を使った。極限状態の緊張から解き放たれた安堵の気持ちがなんとなく表情に表れていて、うれしさよりもホッとしたことを伝えたかった

そして何より、賞金が1億円超えですよ! 夢があるねー。

国技館で見かけたやばそうなアケコンも

そんな「カプコンカップ11」の会場となっていた両国国技館で見かけた新作アケコンにも注目したい。

▲紹介いただいたのは株式会社フェルマーの代表 松本さん

株式会社フェルマーといえば、海外ゲーミングデバイスなどを取り扱う「ふもっふのおみせ」が有名。EVO Japan 2024でもお話聞かせてもらったのを覚えてくれていて、今回はなんと新作のアケコンを展示していた。世界大会の合間にひっそりとやばそうなアケコンが展示されていたの気づいた人いたかな。

▲キーボードやレバーレスコントローラーに紛れて見慣れないアケコンが

どうやら新作のアケコンらしく、ラピッドトリガーに対応した拡張ボタンのあるアケコンなんだとか。

▲ボタンの部分はこんな感じで、専用の器具を使えば中身を開けずにホットスワップが可能

レバーは三和製なんだけど、独自規格で着脱が可能となっていて、シャフト部分は本体内部に収納可能というのもうれしいポイント。

▲USBケーブルは掃除機のコードのようにするするーっと収納可能。昭和のテクノロジーがここに! 手には取り外したレバーが……

本体は取っ手がついていたり、裏面から内部にアクセスできたりと大会出場ユーザーに優しい仕様なのがいいね。詳細は公式Xなどで発表されるとのことなので、今後の発表が気になるところー!

▲いつも忙しい中、写真撮影に応じてくれるNOモーション。のおふたり。今日は本田とリュウだね♪

結局体調崩して後半はグダり

と、まあ興奮しまくりんぐの「カプコンカップ11」だったんだけど、数日後には高熱でダウン……。出場者も相次いでコロナになったり体調不良なったりと、国技館で何かもらってきてしまったようだ。

やけくそでM4のMacBook Proを買ったりと、なんかわちゃわちゃしてた3月だったけど、今月もがんばろー。

そうそう、アイキャッチの画像は偶然撮影したときどの後ろ姿。かっこよすぎだろと(笑)。