ゴールデンウィークも終わって、あっという間に過ぎ去ってしまった5月。5月病はなんだったのかというより、4月の方が憂鬱だったんじゃないかってくらい、5月はあっという間だった。というか、もう夏だよね(笑)。
5月の振り返りは、なんといっても「EVO Japan 2026」。国内最大級の格闘ゲームイベントということで、毎年楽しみにしている人も多いんじゃないかな。私も2019年にはじめて観戦に行ってから、コロナ禍を除き毎年取材してる気がする。なので移りゆく格ゲーシーンみたいなのは肌で感じてきているかなぁ。
今思えばメダリストにインタビューできたという奇跡
基本的に「EVO Japan」ではサイドイベントとか物販コーナーを取材することが多いんだけど、今年はeスポーツチームのVARRELが重大発表があるということで、新たに加入を発表した宇野昌磨×ときどのふたりにインタビューさせてもらった。
宇野昌磨くんには、とにかく彼のゲーム好きというパーソナルなことをシンプルに聞きたくて、めちゃめちゃ率直なことを聞いた気がする。あえてメダリストだからとかいう質問はしたくなかったというか——。そんな質問ごまんと受けているだろうしね。ステージでのイベント後の限られた時間だったのにも関わらず、たくさん話してもらえたのはうれしかったなー。

というか、あまりにもゲーマーすぎて勝手に親近感持っていたんだけど、記事公開後に改めてオリンピックの動画見たら、「こんなすごい人に話聞けていたのか」と終わってから震えたわ(笑)。
ファンの人にどんなふうに届いたのかは分からないけど、少しでも楽しんでもらえたならうれしいところ。
実ははじめてインタビューしたときど
現場で何度かお見かけしたり、囲み取材などで話を聞くことはあったけど、個別でインタビューするのははじめてだったときど。VARRELの運営会社でもあるCELLORBに新任役員に就任しながらも、プレーヤーとしてはREJECTに所属していたという異色の立ち位置から、VARRELに加入ということでこれまた絶対話を聞いてみたかった人。いつも気軽に話を聞いてくれるナイスガイですわ。

なんとなく、近い世代のゲーセン時代の人なので、ついつい「ゲーセン世代のプレーヤーが選手として活躍している現状の心境みたいなのを聞きたくなっちゃうんだよね。今回も直近に“獣道”が開催されていたこともあって、そんな話を聞いてみたら「それ、ずっと話してますよねー」って言われた(笑)。
私の中でずっと聞きたいテーマなのかも知れない。あの時代って異質だったからなー。そんな時代を生きてきた人間が、今のeスポーツシーンで活躍しているのはうれしいよ。
変わりゆくEVO Japanとして課題が残るインタビューも
そして最後は、私の居場所でもあるサイドイベントがらみのインタビューを行った。ほぼ毎年レポート記事を書いている「スト2ターボ大会」を主催しているウッド村ファーム木村Pへのインタビューだ。
そもそも毎年大会を運営していく熱量や思いなんかを聞く予定だったんだけど、今年は賞品やトロフィーといった授与が制限されるなど、かなり息苦しい環境になってしまったこともあり、その辺の時代の変化についても聞いてみた。
サイドイベントって本当に有志の集まりで、自分たちが楽しむことはもちろん、格闘ゲームシーンを少しでも盛り上げようと赤字覚悟で主催しているイベントが多い中、あれもダメ、これもダメといった、わりかし厳しい制限を主催者自身はどう思っているのかをうかがった。

当然、主催者としては「もう少し緩くやらせてくれよ」ってところなんだろうけど、今の格闘ゲームシーンって一気に巨大化しすぎて、曖昧だったルールや規則を固めていく時代になってきたんだろうなあというところ。
Xでも話題になってたけど、数年前じゃ考えられないようなメーカーが物販ブースに出展してるじゃない。まあ、ウォーターサーバーのブースは、勧誘の仕方がかつて秋葉で見かけたラッセンの勧誘を彷彿とさせるやり方だったのか、ゲーマーにはかなり不満があったようだけど。
私個人としては、巨大化していく格闘ゲームシーンもうれしいことだけど、居心地的には昔のEVO Japanの方がよかったなぁと感じてしまった。まあ、私自身年を取って変化について行くのがしんどくなったもあるかもしれないけれど。


今年の不満をひとつだけ言わせてもらうならば「会場が暗すぎる!」ってところかな。もちろんゲームをする分には申し分ないというか、むしろ暗い方が助かるんだけど、それにしても暗すぎてビックリしたレベル。

まあでも、同窓会みたいに1年ぶりに再開できるプレーヤーとかもいるので、来年はどんな形で開催されるのか楽しみではあるね。


