【編集後記】“Laz引退”がトレンド入りした耐えに耐えた一カ月——8月の振り返り

月一恒例振り返り編集後記。なんといってもLazの引退というのが大きな波紋を呼んだ一カ月だった。でも、彼は「引退」というワードを使っていないので、もしかしたらワンチャン戻ってくるのかなぁなんて思ってもみたり。

にしても、彼はFPSというかeスポーツに大きな変化をもたらした選手のひとりでもあるから、ある意味ひとつの時代が終わってしまった感はあるよね。

▲an・anに特集が組まれたeスポーツチームってZETA DIVISIONが初なんじゃない?

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そして、YouTubeでは【CSGO】CSGO時代のLaz選手好プレー集という動画がおすすめに挙がってきて思わず見入ってしまった。

てか『CS:GO』の大会ってUIがかっこよすぎでしょ。『CS:GO』から『VALORANT』での世界3位という流れ。もはや彼らにしか見えないとんでもない光景だったんだろうなぁ。流れゆく時代の変化をどういう気持ちで感じていたんだろう……。ものすごい体験だよね。

とはいえ、これからもCREATOR部門として活動するらしいので、まずはおつかれさまだね。いつも気さくで丁寧にインタビューに答えてくれてありがとう。

2022年にインタビューした時の表情が今でも忘れられないわ。

これ読みやすいように3人まとめてインタビューしたように編集しているけど、実際は選手ひとりひとり交代交代でインタビューに応じてくれたんだよね。直前で負けたDRX相手にリベンジできたこともあって、この時のインタビューはものすごく楽しかった。

というのも、これには裏話があって直近のDRX戦でもインタビューしてるんだよね。

成績は、1マップ目は2:13、2マップ目は3:13とかなり大差を付けられて負けてしまったんだけど、私の中で試合内容はそこまで悪いものだとは思ってなかった。すごい惜しいラウンドがあったけど、なんか噛み合わなかった——。そんな気がして、記事アップ当初はタイトルに「惜敗」のワードを入れてたんだけど、まあSNSでフルボッコにされたわけよ。

「あの成績でどこが惜敗なんだよ」とね(笑)

取得ラウンド数から見れば、そりゃ惜敗じゃないかもしれないけど、私の中では惜敗だったんだよなー。惨敗とは言いがたかった。ただ、当時の私はそんな主張をする勇気もなかったので、泣く泣く誤字修正という形で「惜敗」が「惨敗」に変わった。その後のリベンジ勝利だったから、「やっぱり初戦も惨敗じゃなかったんだよ!」って私の中で腑に落ちた思いがあった。そんな中でのインタビューだったから、なんとなく記憶に残っているんだよね。

とはいえ、2022年のVCTは私の中でめちゃめちゃ熱かった。完全にオーバーワークだったけど、そんなことも気にせず夢中になってインタビューしては記事にしてた。そんな時代だった。

8月はとにかくオーバーワーク禁止令

そんなこんなで、私は仕事になるとオーバーワークしがちで、ギャラに見合わない仕事をしてしまうこともしばしば。攻略本をメインに仕事していたときからそんなことばかりしていたので、よく仲間に怒られてた。

今回も7月がそんな感じだったので、8月は自分がやりたい仕事とか、ちょっと時間空いてるからやっちゃおうかな的なことも極力やらないようにして、しっかり制作費に見合った仕事量で仕事をすることにしてみた。

まあ、うずうずしちゃうよね(笑)。やらないと決めたからにはやらないと気持ちはあるけど、ついつい手を出したくなっちゃう。そんな気持ちと向き合う一カ月でもあった。

あとは大ボリュームの攻略本の仕事が舞い込んできて、こっちはこっちでオーバーワーク。未発売のゲームを自力でクリアして、攻略を作っていかなきゃいけないもんだから、空いている時間は一生ゲームしてた。

結婚すると、そういった無茶がしづらくなるのがある意味デメリットでもあり、健全でもあるのを肌で感じることができたかな(笑)。