【編集後記】虚無からの脱却——10月の振り返り

月一恒例の振り返りシリーズ。10月はとにかく仕事仕事仕事で月一ゴルフもついにかなわず……。多分、10月って2日くらいしか外出てないんじゃないかな(笑)。

それでも10月はいろいろあったような気がしたので頭の整理も兼ねてまとめておこう。

選挙に行った

ゲーマーは政治に興味がないという調査結果(私調べ)から、私ももれなく政治には一切興味がなかった。「投票なんて行くだけ無駄」、「政治家なんてどうせ全員悪いやつしかいない」。基本的に今もその考えはあまり変わってはいないけど、結婚して夫が常識人ということもあり、政治の話を聞いたり、選挙の話を聞いたりして一緒に行くようになった。

「そんなのどこで教えてくれるの?」

「いや一般常識だし……」

そんな会話は日常茶飯事。投票所入場券なんて届いた直後に破り捨てていた20代。そう、ゲーマーは常識がないのだ(主語大きすぎ問題)

と、冗談はさておき、常識がないのは私なのですが、まあでも小選挙区制がゴミというかつまらないことがわかった。だって、投票したい人が自分の地区にいないとつまらないじゃん。結局誰だかわからない人から選ぶことになって全然面白みを感じない。

気になって調べてみたら、小選挙区比例代表並立制が導入された平成8年から投票率下がってるらしいじゃん。知らんけど……。

まあ興味がないものを興味があるようにするって難しいよね。eスポーツが抱えている問題に似ている。

とはいえ、今回は投票した人が当選したのかをテレビで見ながら、ちょっと応援している自分がいたのが面白かった。実際私が投票した人は逆転勝利したのでこれはこれで満足度高し!

もっと選挙の楽しさとか行くメリットとかそういう部分が変わらないと、「選挙行っても意味ないでしょ」って思っている人の気持ちは動かないと思う。私だって結婚してなかったら選挙なんて多分行ってなかったと思うし。

突然の訃報

小さい頃からお世話になっていた親せきのおじさんが亡くなった。突然の報せすぎてまだ頭の中が整理できていないというか上の空な感じ。奇しくも『VALORANT』のオフシーズンイベント「Red Bull Home Ground」と重なってしまった。去年はMasters TOKYOの時に友人が亡くなって今年は親せき。

幸い、取材は編集部の人が代わりに行ってくれたのだけど、めちゃくちゃ助かりました。

年を取ると訃報が増えてくるし、なんだかつらい気持ちになる日が増えるよね。うまくメンタルを保てるように気持ちの整理しないと。

闇バイト増えすぎ

ここ最近闇バイトのニュース増えたよね。ちょっと前までは、ひとごとというかちょっと遠い世界で起こっている事件だと思っていたけど、関東近辺でも複数発生しているし、なにより普通の若い子が捕まりまくってるのがやばいよね。

日本が不景気だという象徴だと思うんだけどどうでしょう。だってGPUだって気がつけば10万超えが当たり前だったり、ちょっと前まで5万だったCPUが8万円まで値上げしてるし「そんなお金どこにあるんだよ!」ってなっちゃうじゃない。

貧しくなれば、もう悪いことをしてでもお金を工面したいという人が増えてくるのも当然だし、それが今ごくごく一般的な若者に蔓延しているっていうのが現状だと思うんだよね。ほんと、今何も買う気が起きないもん。トマトの袋が1,000円超えてた時は、さすがに震えたよ。

▲トマトは高級品に(T-T)