ElgatoのWave Linkというアプリケーション。WAVE:3やWAX XLRといったElgato製のマイクと組み合わせて使うミキサーのようなものなんだけど、気がついたらバージョンが1.9になっていて、何気なくアップデートしたら神になった。
Wave Linkを使うと、アプリごとに音量設定ができるようになるので、例えばモニター側(自分で聞く側)はChromeでBGMを流し、配信側ではBGMをオフにしたりといった使い方ができる。もちろん、このアプリの音量は100で、このアプリの音量は40みたいに、細かく設定ができるので、配信はもちろんオンライン会議なんかでも重宝するアプリでもある。
あとはマイクにエフェクトをかけたりノイズフィルターでホワイトノイズを軽減したりと、出力側の調整もできるので、Elgato製のマイクを使っているならぜひともインストールしておきたいアプリなんだけど、2024年の1月にバージョン1.9のアップデートがあって、ストリームミックスの部分にハードウェアを設定することができるようになっった。
要は簡単に出力先をふたつにできる!
今まではストリームミックスという項目は、あくまでYouTubeやTwitchといった配信先の音声としてでしか設定できなかった。それがハードウェアにも設定できるというのはどういうことかというと、単純にヘッドホンとスピーカーの両方に出力が可能になったってこと。
例えば普段はBGMはスピーカーで流して、インタビュー録音した音声はヘッドホンで聞くとか、Discordの会話はヘッドホンで聴きつつ、ほかの音声はスピーカーで流すみたいな使い方がお手軽にできるようになった。
ほかにもHD60 Xのようなキャプチャーデバイスがあれば、配信用PCにゲーム用PCの映像と音声を簡単に飛ばせるようになったり、あとはWindows版のみだけどゲーム用の低レイテンシーモードも追加されたりと、便利な機能が追加されまくっている。
個人的に2PCで配信しているわけではなく、お試しで2PC環境を作ってみたけど、下記の設定をすることで問題なく設定することができた。ただ配線の仕方はもうちょっと丁寧に解説した方がいいような気もした。
あとはなんていってもStream Deck +(Plus)のダイヤルでふたつのボリュームを気軽に調整できるようになったのもうれしい。
個人的には同時出力だけで神なので、Elgato Wave Linkを使っている人は忘れずにアプデしましょー。