eSports Worldではeスポーツで活躍しているプロ選手にインタビューをする機会がしばしばある。eSports Worldの立ち上げに参画するまでは、インタビューというものに興味がなく、そもそもインタビューをすること自体あまり得意ではなかった。
それでも選手やチームオーナーなど、本当にさまざまな人にインタビューをする機会が増え、気がつけばインタビューの依頼をいただくことも増えてきたことは、私自身が一番びっくりしている。
昨年(2023年)の年末にインタビューしたeスポーツチーム「VARREL」のBlackWiz選手とxnfri選手は、以前にも何度かインタビューしている選手ということもあり、本当にたくさんのことを話してくれた。選手からしたらメディアのインタビューなんて面倒だし練習の妨げになっているんじゃないかなぁと思うこともあるけど、そんな考えは杞憂に終わるほど楽しい時間だったなー。
私にとって「インタビュー」は話をすること
インタビューは、読者が聞きたいであろう質問を考え、読者が望んでいる答えを話してくれるよう促すことが大事。もちろん、インタビュイーにとっても喜ばれる記事を書くことも大切ではある。
ただ私にとってインタビューというのは、その人と話をすることだと思っている。
もちろん用意した質問に答えてもらうよう話は進めるとして、彼らに寄り添ってなるべく杓子定規にならないようにしたい。だって、人と話すんだったらつまらないより楽しい方がいいでしょ(笑)。
インタビューのために時間を割いてくれて、時には答えにくい質問にも答えてくれる——。そんな中、淡々とインタビューをするのはなんか忍びないし、できれば一瞬でも笑顔になってもらいたい。
つまらないインタビューだったなって思われないように、なるべくメモを見ないように、相手の目を見て話すことを心がけている。やっぱり「楽しかったです」って言ってもらえるとうれしいし、私も楽しみたいしね(笑)。
特に選手にインタビューする場合は、リスペクトを忘れないこと。プロeスポーツ選手を生業として活動しているなんて、私の世代では考えられなかったことだし、そういった環境で勝ちに貪欲になりつつも、eスポーツ業界を盛り上げるための興行にも力を入れなければならないなんてリスペクトすぎるでしょ!
そんなんだから、最近はついつい長話になっちゃったり、話がぶっ飛んじゃったり、記事にできないような裏話を聞かせてもらったりと、逆に記事を作るのが大変になってしまうことも……。
それでもインタビューイと少しでも仲良くなることは大切なんじゃないかと今でも思っている。なぜなら、私自身が人見知りだから……。
今でも「なんで私インタビューできてるんだろう……」って不思議に思うことがある。10年前の自分が今こういう立場に置かれているなんて絶対想像していなかったと思う。
それだけ人生は何があるかわからないし、楽しいもんなんだと、最近感じるようになった。年取ったなー(笑)。
なにはともあれ、インタビューはひとそれぞれのやり方があるので、もしインタビュー記事を書いてみたいというライターさんや、インタビューに挑戦してみたいとい人は、自分がやりやすいやり方を模索しながら挑戦していきましょう。
相手を退屈させないことが大事!
私も日々勉強中です。
おまけ
そうそう。独自ドメイン再開しました。以前はsdora.netだったんだけど、気がついたらプレミアムドメインになってて、再登録するのに超高額になってしまったので、sdora.jpを取りました。今更だけど、ドメインは年会費払い続けていればよかったー。
本当は.comとか.netとかの方が響きがいいんだけど、背に腹はかえられぬ!
ちなみに.jpのドメインは原則として日本に住所がないと取れないドメインらしいので、なんかある意味日本人っぽくていいよね。