【編集後記】休みをつくる勇気

フリーランスかつ自宅が仕事場の人にとって、仕事と休みを切り替えるのは難しいところ。「ちょっと休もっかなー」なんて思っていても気軽にメールチェックもできちゃうし、寝る直前まで仕事をすることだってできちゃう。

逆に、休もうと思えばいつでも休めるのもフリーランスの強み。原稿書いてる時、なんか筆が進まない時なんかは、思い切ってゴロゴロしたり、気晴らしに外に出たりもできる。

良くも悪くもメリハリがつかないのがフリーランスな訳で、特に趣味の延長線上に仕事があると、仕事とプライベートの境目がどんどんなくなってきちゃう。

メリハリがつけられる人もいれば、がっつり仕事に没頭しちゃう人もいる。逆に、くつろぎの空間すぎて仕事が全然進まないなんていうフリーランスの人もいるんじゃないかなぁ。

私は仕事に没頭しちゃうタイプなので、今年はメリハリをつけて休むのを目標にしています。

勇気を出して休む

eスポーツ関連の仕事をしていると、休日や祝日の概念が変わってくる。休日だからお休みではなく、休日だからイベントがあるという概念になってくるので、そういう時は休日でも祝日でもバリバリ仕事する。

じゃあ休日仕事したから平日どこかのタイミングで休もうなんて思っていても、平日にもやらなきゃいけない仕事はあるので、「これ片付けてから休もう」なんて感じでついつい仕事をしちゃう。そうすると、その仕事が終わった後にはまた別のやることが出てきて、「あっ、これも片付けちゃおう」なんていう無限ループが誕生してしまう。

フリーランスあるあるなんだろうけど、これを続けていると知らず知らずとパフォーマンスが落ちてきちゃうんだよねー。なんかボーッとする時間が増えてしまうというか。

なので、最近は「あとちょっとで終わるから、これ終わってから休もう!」って時に、そのあとちょっとは休んでからやろうっていう気持ちを持つようにしてみた。

これ、めちゃくちゃ気持ち悪いし、うずうずしちゃうんだけど、試しにやってみたら、まあ自分の時間が少し有意義になった気がした。

当然次の日にその仕事を先延ばしにしたからって死ぬわけでもないし、締め切りに間に合わないわけでもない。そう考えると、そのタイミングで休んでもバチ当たらないんじゃないかって(笑)。

▲仕事部屋ではなく、なるべくリビングでお昼を食べるとか気持ちが休まるタイミングをつくる

若い頃とか、攻略本の仕事をしている時とかは一生働けるモードになるくらい超没頭できていたんだけど、色んな仕事を掛け持ちすると一度頭の中をリセットする時間も大切なんだなぁと改めて感じている今日この頃でした。

何はともあれ、休むということのプライオリティも高めにして、良質な仕事をしていこうと思います。

おまけ

ちなみに昨日はとあるインタビューの付き添いで新宿〜大久保周辺へと取材に。トップの画像もそうなんだけど、西武新宿あたりって、良くいえばノスタルジックな町並みなのがビックリ。

▲もうこれ半分龍が如くの世界でしょ(笑)

コロナ禍の影響で、オンラインでのインタビューでも記事になるようになったのはある意味コロナ禍による数少ないメリットではあるんだけど、やっぱり外に出て取材するっていうのは楽しいよね。生身の人と出会えるタイミングでもあるし、町並みを見ていろいろインスピレーションが得られるし!